クレジットカード決済の利用方法

クレジットカード決済の概要

クレジットカード決済には「与信完了」「売上計上(売上確定)」の2つの段階があり、「与信完了」は入力されたカード情報が「決済に利用可能かの確認が完了した状態」、「売上計上(売上確定)」は入力されたカード情報を元に「実際に決済を実行した状態」となります。

通常、注文が入った時点では「与信完了」となっており、受注管理にて決済ステータスを「決済済」へ変更すると、自動的に「売上計上(売上確定)」の処理が実行されます。

「与信完了」や「売上計上(売上確定)」の取消を行う場合、受注ステータスを「キャンセル」にしていただくことで、処理が実行されます。

※注文が入った時点で「与信完了」「売上計上」を同時に行うことも可能です。この場合は注文が入ると同時に決済ステータスが「決済済」となります。同時処理をご希望のお客様はサポートまでお問い合わせください。

※クレジットカード決済の受注で、金額変更を伴う注文内容の変更やキャンセルを行う場合は必ず当システム側から処理を行ってください。決済代行会社側管理画面で「与信完了」や「売上計上」のキャンセル処理を行った場合、当システム側での処理ができなくなってしまいます。

決済ステータスを「決済済」へ変更する方法

  1. 受注管理>「受注管理(下図赤枠)」へ移動します。

  1. 決済ステータスを「決済済」へ変更したい受注を絞り込み検索します。または受注一覧で該当する受注を選択します。
  2. 決済ステータスを変更したい受注のチェックボックスにチェックを入れて選択します。
  3. 「一括処理」内「ステータス変更」で「決済済みに変更」にチェックを入れ「実行」ボタンをクリックします。
  4. 決済ステータスが「決済済」の表示に変わり、「売上計上」を処理する指示が決済代行会社へ送信されます。

なお、ヤマトフィナンシャル株式会社の場合、「売上計上」の処理に際して「追跡番号(伝票No)」が必要です。「追跡番号(伝票No)を登録の上、「決済済」へ決済ステータスの変更を行ってください。
※追跡番号(伝票No)の登録方法はこちらからご確認ください。

決済済み(決済代行会社の管理画面で実売上)となった受注の金額変更について

GMOペイメントゲートウェイを決済代行会社として利用している場合の注意点です。
  • 当システムで決済ステータスを決済済みに変更すると、決済代行会社の管理画面で取引が実売上(売上確定)の状態となります。
  • この状態で当システムの受注詳細画面から受注金額を変更すると、決済代行会社の取引は以下の状態に変化します。
    * 取引金額に当システムで変更した受注金額が反映される
    * 取引のステータスが仮売上(与信)の状態に変わる
  • このままでは売上が確定されませんので、当システムで以下の操作を行い、再度決済代行会社の取引を実売上の状態にしてください。
    * 当システムで該当の受注を「未決済」に変更する。
    * 上記の受注を再度「決済済み」に変更する。

決済代行会社のアカウントを再利用する場合の注意点

当システムには、購入時に利用されたクレジットカードの情報を決済代行会社に登録し、次回以降の商品購入時に登録済みカード情報として再利用できる機能があります。

これは決済代行会社の会員ID決済という機能を利用しており、購入時に決済代行会社の会員ID(以降カード会員ID)とその会員のカード情報を登録、カード会員IDと当システムの会員IDを紐付けて管理することで実現しています。
※ 決済代行会社に登録するカード会員IDの値として当システムの会員ID(連番)を利用しています。

決済代行会社のシステムと当システムを接続するには決済代行会社から発行されるアカウントを当システムに設定しますが、他社ECカートシステムから当システムに移行し、決済代行会社のアカウントを再利用される場合は注意が必要です。

注意が必要なケース
  • 以前のECカートシステムで、カード会員IDをカートの会員ID(数字)と同じ値で登録している
  • 以前のECカートシステムで、数字のみで構成される文字列をカード会員IDとして使用している
    ※ カード会員IDの登録状況についてご不明な場合は、以前のECカートシステム、または決済代行会社にご確認をお願いいたします。

当てはまる場合、当システムでクレジットカード情報を取得する際に別の会員のカード情報を取得してしまう可能性があります。
※ 以前のECカートシステムが登録したカード会員IDと当システムの会員IDが同じ値を持つ場合に起こり得ます。
上記の恐れがある場合は、クレジットカード決済のご利用希望をご連絡いただく際にあわせてご相談ください。